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新年の出費と抱負

 時が過ぎるのは早いもので、あと10日余りで正月を迎える。年末年始を家族でのんびりと自宅で過ごしたり、旅行に出掛けたり、実家へ帰省したり、ショッピングを楽しんだりと、それぞれ計画していることだろう。
 年末年始、皆さんはいったいどれくらいの出費を予算化しているのだろうか。日本生命保険が19日に発表した「2018年の期待と抱負」と題したアンケート(インターネット、9512人)の結果によると、年末年始に旅行や飲食、買い物に使う予算は平均7万2000円で、前年より2000円増加している。
 年代別の平均額は▽20代以下=5万8000円▽30代=6万8000円▽40代=6万6000円▽50代=7万3000円▽60代=8万1000円▽70代以上=9万2000円—という具合。年代が上がるにつれて予算が増えていることがうかがえる。高齢化が進む日本では高齢者の消費行動が経済にとって重要であることから、この年末年始の予算は良い傾向にあるといえそうだ。
 また、お年玉に関しては61・2%が「あげる」と回答し、「適切な額」の平均は小学生4300円、中学生4900円、高校生7300円となった。この金額が多いのか、少ないのかは各家庭の方針によるが、「0円」が適切との回答も2割を占めたことを付け加えておきたい。
 2018年の展望は「良い年になる」との回答が56・9%で、全世代で過半数を超えた。先行きの期待感が明るいことがうかがえる。ただし、景気については「良くなる」と回答したのは26・4%にとどまった。
 新年の抱負は「趣味の時間を増やす」(15・0%)、「家族・友人との時間を増やす」(14・1%)、「仕事を頑張る」(12・4%)、「預貯金・貯蓄を頑張る」(11・2%)、「ダイエットする」(9・9%)、「働き方を改善する」(7・6%)と続いた。
 今年は大手企業での過労死や過労自殺などがニュースで取り上げられ、働き方改革やワークライフバランスが注目された。一方、景気は回復基調が続いて過去最高益を上げる企業も多いなか、個人は賃金面などで景気の先行きを楽観視していない。ゆえに、仕事以外の趣味や、家族・友人と過ごす時間をいかにして充実させるのかが、「良い年」になるのかを占うことになりそう。

2017年12月20日 16:19 |


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