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祝日大国、日本

 2019年の5月1日は新天皇の即位に合わせて、臨時の祝日か休日となる見込みだ。祝日となった場合、祝日法の「前日及び翌日が祝日である日は休日とする」という規則に基づいて5月1日前後の平日が休日になることから、4月27日から5月6日まで10連休となる。
 即位日の5月1日が祝日・休日になれば国民あげて新天皇の即位を祝える。また、また休みのうちに改元すれば、コンピューターシステムの混乱も避けられ、国民生活への影響も最小限で済むことになりそうだ。
 さて、国民の祝日については祝日法第一条に「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを『国民の祝日』と名づける」とある。
 その祝日は元日(1月1日)、成人の日(1月第2月曜)、建国記念の日(2月11日)、春分の日(3月21日ごろ)、昭和の日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(5月4日)、こどもの日(5月5日)、海の日(7月第3月曜)、山の日(8月11日)、敬老の日(9月第3月曜)、秋分の日(9月23日ごろ)、体育の日(10月第2月曜)、文化の日(11月3日)、勤労感謝の日(11月23日)、天皇誕生日(12月23日)—と、計16日ある。
 これは海外と比較すると断然多い。世界各国の祝日はコロンビアとインドが年間18日で最多。日本の16日はタイ、レバノン、韓国と並んで世界3位の多さだ。一方で、バカンス大国のドイツやフランスなど休暇が多いイメージを持つ欧州各国の祝日は10日前後に過ぎない。欧州は祝日が少ない分、有給休暇(例えばフランスの場合は30日、取得率100%)が手厚いため、休みは結果として日本より多くなる。日本の場合は有給休暇20日に対する取得率はおおむね50%だ。
 休暇を楽しむために働くヨーロッパ人とは思考が違うとはいえ、日本人は1年半後に訪れる10連休をどう過ごすのだろうか。海外旅行に出かけるのか、たまった家事を片付けるのか、想像を膨らませるのは自由だ。

2017年12月06日 16:03 |


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