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参院選の序盤情勢

 自民党が単独過半数をうかがい、民進が苦戦、共産が躍進—。参院選の序盤の情勢を各メディアが伝えている。
 読売、朝日、そして共同通信の世論調査では多少の差異はあるものの、与党が安定した戦いぶりを見せているようだ。自民やおおさか維新の会などの改憲勢力が国会発議に必要な3分の2をうかがう情勢だ。
 参院選の勝敗を決する32の1人区では自民優勢の傾向であるものの、野党共闘の効果が出ている区もある。前回の参院選では31の1人区で自民は29勝している。しかし、今回は劣勢に立たされている区もある。野党共闘によって「死に票」が減ることにも由来しよう。
 さて、民進党現職・林久美子候補と自民党新人・小鑓隆史候補の事実上の一騎打ちとなっている滋賀選挙区(改選議席1)の情勢はどうだろうか。朝日は小鑓候補について「やや先行」、共同通信も「先行」と表現し、林候補が後を追う展開としている。一方、読売は林候補と小鑓候補が「激しく競り合う」としている。
 ちなみに、長浜の川島隆二県議の実姉、自民新人・山本佐知子候補は三重選挙区(改選議席1)で民主現職・芝博一候補と対決。読売は「横一線の戦い」、共同は「激しく競り合う」と伝え、朝日は芝候補が「やや有利」と伝えている。三重は民進党・岡田克也代表のお膝元であり、与野党対決が最も激しい選挙区の一つでもある。
 各陣営が一喜一憂しているであろう各メディアの世論調査の結果は以上のとおりだが、投票日(7月10日)までは2週間以上ある。2年前の県知事選のように情勢がひっくり返る可能性もある。投票先を決めた人も、決めていない人も、政党や候補者の掲げる政策やこれまでの実績を見極め、世論調査の結果に振り回されることなく、自身の願いや思いを投票行動として表現したい。

2016年06月24日 15:59 |


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