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参院選公示

 参院選が公示された。改選議席1の滋賀選挙区は与野党による事実上の一騎打ちとなる。
 争点は経済政策や社会保障制度のあり方、憲法改正などが主に挙げられるが、安倍晋三首相の率いる現内閣を支持するのか否かに、投票行動は集約されるのではないか。安倍首相を支持するなら与党に、首相にノーを突きつけるのならば野党に投票すれば良い。「自民に任せられないが、民進や共産も支持できない」という有権者にはおおさか維新の会などの「第3極」という選択肢が欲しいところだが、滋賀選挙区では維新は候補擁立を断念している。
 目下、民進の林候補と自民の小鑓候補が横一線で競っているとの分析がもっぱらだが、選挙戦を通してどちらがリードするのだろうか。
 直近に行われた国政選挙、2014年12月の衆院選から各政党の得票数を振り返りたい。
 比例代表の投票は約59万票。得票の多い順に政党を並べると、▽自民党20万2352票▽民主党(現・民進党)13万5324票▽維新の党10万8748票▽共産党6万7057票▽公明党5万1874票▽次世代の党9383票▽社民党7713票▽生活の党5621票▽幸福実現党2978票となる。
 与党の自民、公明を合わせると25万4226票となり、共闘の民進、共産、社民、生活を合わせると21万5715票となる。野党が共闘しても与党に4万票近く離されていることが分かる。そこで焦点となるのが維新の票の10万票。維新の支持者が自・公寄りなのか、民・共寄りなのかが分析のポイントとなろう。
 以上は比例代表の得票ゆえ選挙区にそのまま当てはまらないが、各政党が県内でどれほど支持を集めているかを知る手がかりとなる。
 選挙は7月10日までの長丁場。各政党が公約を発表しているのでじっくりと研究し、候補者の訴えに耳を傾け、政治参加を実感する数少ない機会として大切にしたい。

2016年06月22日 15:48 |


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