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女性宰相待望論と9人

 自由社が最近出版した「女性宰相待望論」という本が今、話題となっている。
 安倍晋三元総理が「この本の中に登場している9人の女性の中から必ずわが国初の女性宰相が出る」と語っている。
 果たして女性初の総理大臣にだれがなるのか。興味はつきないが、この本の信用度を高めているのは、著者の加藤清隆氏が時事通信社の解説委員長だからである。
 さて、この本に出てくる女性国会議員9人は次の通り。
 小池百合子、高市早苗、山谷えり子、ありむら治子、稲田朋美、佐藤ゆかり、丸川珠代、亀井亜紀子、三原じゅん子。
 この9人の中に、わが滋賀県出身の参議院議員・ありむら治子氏(比例代表、全国区・2期)が入っていることは、県民の誇りだが、さて、ありむら氏がどんな見識、政策を持ち、どんなふうな政治スタンスで、国家国民の立場になって活躍しているのか。県民の多くは知らない。
 県内の報道関係者の怠慢もあろうが、ありむら氏所属の自民党そのものの広報能力の無能ともいえよう。
 ぼくは、この本を手にしながら、そこに出ている9人のうち、かねてから、ぼくが注目し、期待している小池百合子、稲田朋美、山谷えり子氏の名を見て、さすが、見る人が見れば的を得ていると納得しながら、そこに1枚、ありむら氏の名前を見て、灯台下暗しの不明を恥じいることだった。
 この本は著者の加藤氏が、それぞれの国会議員9名と対談した形の中で、経歴や識見、政治活動その他をリアルに浮き彫りしているが、週刊誌のような興味本位の編集ではなく、あくまで日本の将来を見据えた真剣勝負のような切り込みが心地よく、かつ、学ぶところが多い。
 ありむら氏の個別の対談はいずれ日を改めて記すが、ぼくの期待する4人の経歴などを以下紹介する。
 ▽小池百合子=1952年生まれ、衆院議員6期、参院議員1期、カイロ大学卒、アラビア語通訳、テレビキャスター、環境大臣、沖縄、北方対策担当大臣、総理補佐官、防衛大臣、自民党総務会長。
 ▽稲田朋美=1959年生まれ、衆院議員2期、早稲田大学卒、弁護士、自民党シャドウ・キャビネット法務副大臣、自民党副幹事長、法務委員会理事、海賊テロ特別委員会委員、総務委員会委員、財務金融委員会委員。
 ▽山谷えり子=1950年生まれ、参院議員比例代表全国区2期、衆院議員1期。聖心女子大学卒、ラジオ、新聞の特派記者として渡米、テレビキャスター、サンケイリビング新聞編集長、内閣府大臣政務官、総理補佐官、参議院環境委員長、自民党女性局長。
 ▽ありむら治子=1970年生まれ、参院議員比例代表全国区2期、ICU国際基督教大学卒、米国SIT大学院修士課程修了、日本マクドナルド入社、青山学院大学で国際経営学研究、文部科学大臣政務官、予算委員会次席理事、憲法審査会委員、参議院環境委員長、自民党女性局長。
(敬称略)。【押谷盛利】

2012年07月05日 14:44 |


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