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さあ節電の夏、再び(見聞録)

 関西電力はきょう2日から15%の節電協力を呼びかけている。計画停電の運用スケジュールも決まり、今、節電への本気度が問われている。
 計画停電は管内を1〜6の6グループに分け、さらにそれぞれをA〜Hの8グループに分類した。電力が足りない場合に限り、各グループが輪番制で約2時間程度、停電する。
 グループ分けや停電スケジュールは関西電力のホームページで公開している。また、7月初旬までに各家庭にダイレクトメールで通知される。
 計画停電を行う場合は前日の午後6時ごろまでに停電の可能性がある時間帯やグループなどが発表され、当日の実施2時間前に最終判断する方針だ。
 停電を想定した準備は欠かせない。例えば、給水システムに電気を使っているマンションは、停電で給水がストップする可能性がある。自宅で医療機器を使っている場合は病院やメーカーに相談する必要がある。パソコン使用者はデータの保存を心がけたい。電池式ラジオなどを持っていれば、停電中でも情報収集できる。携帯電話には十分な充電を。
 また、閉じ込められる恐れのあるエレベーターは使用を控え、自動ドア、オートロックが可動しないことも想定すべきだろう。
 万一の停電を招かないため、市民挙げて節電に取り組みたい。関西電力は午前9時から午後8時までの節電を要請しているが、特に気温の高くなる午後1時から午後4時の時間帯が電力使用のピークを迎えるという。
 関西電力によると夏の電気使用量のうち58%をエアコンが占める。室温を28℃に設定することで10%、すだれ、よしずなどで窓からの日差しを和らげることで10%の電気消費量を抑制できる。さらに、エアコンを使わず扇風機だけで過ごせば50%もの節電効果だが、健康を害しない無理のない範囲での実施が条件だ。
 電気を無尽蔵のエネルギーと思い込み、使い放題の大量生産・大量消費の生活スタイルを見直す機会となれば、今夏の節電と計画停電も良薬となろう。

2012年07月02日 16:07 |


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