滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



婚活戦線、親も援護射撃(見聞録)

 晩婚、非婚化の今、婚活業界は花盛りで、毎週末のようにどこかで出会いを演出するパーティーが開かれている。
 結婚適齢期を迎えた子どもを持つ親にとって、積極的にパーティーに参加し、出会いを求める独身は優等生。しかし、「出会いがない」「いつか素敵な出会いがあるだろう」と消極的だったり、悠長だったりすると、いつまでもずるずると独身貴族を謳歌しかねず、気がかりでしょうがない。
 最近はそんな息子、娘に代わって積極的に出会いを探す親もいる。
 今、京都市の業者が全国各地で開いている親同士の「代理見合い」に、毎回100人前後が参加し、話題を集めている。
 月2〜3回、ホテルなどを会場に交歓会を開き、親同士が子どものプロフィールを交換し合う。1万円程度の参加費で、出会いの場だけを提供し、連絡先の交換やお見合いの日取りなどは、すべて親同士にまかせている。
 そのシステムが分かりやすい。
 参加希望者には事前に申込書を送付し、子どもの職業、学歴、趣味・特技、喫煙の有無、親から見た子どもの性格や長所、相手に望む人柄、交際希望年齢、希望学歴などを書いてもらう。
 全員から申込書を回収し、記された子どものデータを名簿としてまとめ、再度、参加者全員に送付する。
 名簿に記されるのは、例えば▽昭和49年5月生まれ▽長男▽173㌢▽正社員▽大学卒▽初婚▽休日は土・日・祝▽タバコは吸わない▽資格はシステムエンジニア▽趣味はパソコン▽親から見た性格は「思いやりがあり優しい」▽大阪市在住▽希望年齢25〜33歳—など簡単なデータ。名前や詳しい住所、連絡先、年収、写真は掲載されない。
 これらのデータは交歓会の5日程前に参加者に届けられ、「予習」の材料となる。当日は、お目当ての親同士が連絡先や写真の載った「身上書」を交換する。少なくとも10人とは交換するそうだ。
 さて、この交歓会の仕掛け人は旧湖北町出身、虎姫高校卒の脇坂章司さん(78)。非婚、晩婚化を憂い、勤めていた企業を退職後、「良縁親の会」を立ち上げた。その交歓会がテレビや雑誌で取り上げられたことで各地からオファーが寄せられ、今は全国を飛び回っている忙しい身だ。
 同窓会に参加した時、「地元で開いてくれ」との要望を受け、目下、来年1月に彦根市内での開催を企画中。
 なお、交歓会の参加者募集についての詳細は12月初旬に滋賀夕刊の紙面で紹介予定。

2011年11月19日 16:39 |


過去の時評


しが彦根新聞
滋賀夕刊電子版
滋賀夕刊宅配版
滋賀夕刊デジタルトライアル
“新聞広告の資料請求、ご案内はこちらから"
 
長浜市
長浜市議会