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悪党どもに神のお怒り

 小沢一郎・民主党元代表の元秘書3人の有罪判決は裁判の正義を奏でるようで、国民は拍手で歓迎した。
 小沢政治資金の本山・陸山会の億単位の政治資金のごまかしやゼネコンから受け取ったワイロ性の裏金までも認定され、小沢権力の陰湿な実態が白日のもとにさらけだされた。賢明な国民は、これを氷山の一角と見なし、泥沼の底の底まで大掃除することを望んでいるが、当の小沢本人やその家来どもは沈黙したまま75日の風のおさまるのを待っている。
 マスコミは一斉に小沢元代表の政治的責任を追及し、衆院議員の辞任を主張している。小沢自身も政治資金の疑惑で強制起訴され、近くその裁判が開始されるが、今回の元秘書3人の有罪は不吉な暗雲というべきか。野党は国会における証人喚問を要求しつつ、その取るべき政治責任として小沢氏と元秘書の石川和裕議員の辞任を要求しているが、民主党はだんまりか、ノータッチでひたすら嵐のおさまるのを待っている。
 ぼくはこれまでに、何回か触れたが、信なき政治は立たずで、国民はもはや民主党に期待することはなく、運命共同体として、この党に国家の将来や国民の幸福を委ねることはあるまい。
 それにしても民主党は公党としての矜持やモラルをいつから失ったのであろうか。
 小沢大明神を守るため会派を離脱したり、党内闘争にエネルギーを発揮する子分どもはもちろんのこと、良識派とされる連中からでさえ、党風刷新の声が上からない。民主主義の政治であり、政党でありながら、小沢大明神のご威光にひれ伏している姿は到底常識では考えられない。
 民主党は国民の期待を泥足で蹴ったが、その罪は深く大きい。野田首相はその清新性と中立性を期待されたが、党と内閣の人事を見て、その期待は裏切られた。なんと、政党の要(かなめ)である幹事長に日教組上がりで、小沢側近の同党参院のドン・輿石東氏を据えた。
 警察の最高のポスト・国家公安委員長にこれまた小沢の家来を用い、その他、党及び各省庁の委員長、大臣、副大臣等に小沢派を続々登用した。政治とカネの暗雲たれこむ疑惑の政治家に支配されているこの民主党のていたらく。この期に及んで党を粛正し、政治を国民の元へ帰す良識派の決起がなければ、国民がアウトの宣告をするしかない。こんな汚れきった信なき与党の手による増税なんか、まっぴらご免である。
 国民の顔に泥を塗る悪党どもに神のお怒りとお裁きあれ。【押谷盛利】

2011年09月30日 17:07 |


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