税金を喰う銀行と官僚(見聞録)
高給取りで知られる銀行員は、いったい給料をいくらもらっているのか。
そんな野次馬根性で、先日、東京商工リサーチが発表したデータを確認すると、平均は603万9000円で、トップは新生銀行の849万円だった。これは今年3月末時点の役員を除く一般行員の額。
さて、この新生銀行、銀行界ナンバー1の高給取りというからには業績もナンバー1と思いきや、2009年度決算は1401億円の赤字を出している。08年度も1430億円の赤字だった。
ならば、相当の内部保留があるのかと言えば、まったく逆で、実は国の援助で経営再建中の身。まだ、2200億円の公的資金が残っている。さらに今年6月、金融庁から「経営再建計画から大きく乖離している」と業務改善命令を受けている。
そういえば、6月の決算発表の際、役員4人が1億円以上もの報酬を得ていることが明らかになり、批判を浴びていたのも新生銀行だった。
新生銀行のモラルが疑われると同時に、このモラル欠如の行員厚遇で赤字経営が続くことを考えると、国民の税金で尻拭いしているのが腹立たしい。
◇税金の無駄使いの温床である「天下り」についても、うんざりするニュースがある。
同一省庁の出身者が3代続けて公益法人や独立行政法人の役員ポストに就任しているケースが1528例にのぼることが22日、総務省の調査で明らかになった。
代々、特定の省庁OBが独占しているポストは「天下り指定席」と呼ばれている。公益法人などは国から補助金や事業発注を受けており、省庁がOBの再就職先を厚遇で準備しているようなもの。
これでは、税金を納める国民や企業の努力が報われない。増税など論外。
2010年08月24日 10:25 | パーマリンク
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