滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



バラエティ番組に出演して(見聞録)

 先日、深夜のバラエティ番組に滋賀夕刊の記者として出演した。7月に大阪のスタジオで収録されたものだった。
 お盆に合わせた特番で、お笑い芸人が関西のローカルニュースを紹介し、地方紙の記者が解説するというもの。
 司会を務めたのは吉本新喜劇座長の小籔千豊氏と、「南海キャンディーズ」の山里亮太氏。そして、盛り上げ役として6人のお笑い芸人が登場した。新聞社は滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山から計7社が参加した。
◇さて、そのスタジオでの収録時間は4時間にのぼり、打ち合わせを含めると6時間になっただろうか。芸人が十数本のニュースを順番に取り上げ、現地取材した映像を流しながら、だらだらと、おしゃべりするものだから、収録時間が予定を2時間ほどオーバーし、あろうことか、滋賀夕刊のコーナーにたどり着かないまま、収録打ち切りとなった。
 小生は、冒頭で簡単な自社紹介をした以外は、笑ってみたり、拍手したり、というだけのつまらない時間を過ごした。
 不本意な扱われ方に消沈し、どのように編集されるものかと、気を揉んだ結果、先日の放送を確認すると滋賀夕刊のニュースは、わずかだが取り上げられていた。
 たった1時間の番組で7社のニュースを公平に紹介するのは難しく、新聞社やニュースの取捨選択はやむを得ないだろうが、わざわざ大阪にまで足を運んで、である。
◇ただ、いろんな地方紙の記者に出会えたことは収穫だった。
 京都府綾部市をエリアに月、水、金の夕刊で発行しているあやべ市民新聞は購読世帯が発行エリアの6割を超え、「地域最強」(同社)の影響力を持つという。丹波新聞は木曜、日曜の朝刊で篠山市、丹波市へ配達している。わかやま新報は、和歌山市と周辺市を発行エリアに8ページ仕立てで届け、カラーで賑やかなレイアウトが新鮮。姫路経済新聞社は紙媒体ではなく、インターネットの新聞で、記者は1人しかいないという。
 名刺代わりに新聞を交換したのだが、いずれの新聞も市民や読者に密着し、地方紙ならではのきめ細かな情報提供が特徴。大手新聞が取り上げない些細な問題を提起し、紙面からは地方紙としての責務と愛着が伝わってくる。
 インターネットの普及や活字離れで、全国紙の部数が減少し、新聞業界の先行きが不安視される昨今、元気な地方紙の記者に出会えたことは良き刺激になった。

2010年08月21日 14:44 |


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