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プロスポーツ2題(見聞録)

 南アフリカで開かれているサッカーW杯の中継放送に、寝不足の読者も多いのではないだろうか。
 日本はグループリーグ予選で1勝1敗。日本時間の25日午前3時半キックオフのデンマーク戦で勝つか引き分ければ、16強による決勝トーナメントへの出場が確定する。
 19日のオランダ戦は平均視聴率が43%にのぼったというから、日本のサッカー人気は相当のものだと思いきや…。
◇今年4月、中央調査社が人気プロスポーツに関する意識調査(複数回答)を行ったところ、支持率の1位はダントツで野球(50・5%)となり、長年2位の座を維持していたサッカー(17・8%)は大相撲(19・1%)に抜かれて3位に転落。4位のゴルフ(17・4%)に肉薄されるという憂き目にあった。
 また、好きな選手を問う質問ではトップは6年連続でイチロー。以下、浅田真央、石川遼、松井秀喜と続いた。サッカー選手は中田英寿が最高位の11位で、現役選手では中村俊輔が12位と振るわなかった。
 しかし、日本代表がサッカー先進国を相手に互角の戦いを演じるW杯で、応援熱は大いに盛り上がっており、決勝トーナメント出場ともなれば、人気が再燃しそうだ。
◇一方、国際的スポーツのサッカーを出し抜いて、2位に浮上した国技・大相撲は、今、力士や親方の賭博問題で、7月11日の名古屋場所の開幕が危ぶまれる程の崖っぷちに立たされている。
 この問題については、週刊新潮で日本人力士の最高位の大関・琴光喜が野球賭博をし、暴力団から口止め料を脅し取られたと報じられたが、当の本人は当初、完全否定していた。しかし、後日、賭博どころか、口止め交渉の際には親方も同席していたことが明らかになり、さらに29人もの関係者が賭博に手を染めていた。
 相撲協会では目下、名古屋場所の開幕を議論しているようだが、この際、場所を取り止め、協会は解体的出直しをすべきだろう。醜聞にまみれる国技は、日本国民にとって恥ずかしすぎる。

2010年06月22日 15:36 |


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