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国民をナメたらあかん

 24日の時評で政治家の顔について書いたが、最近の新聞や雑誌を見る限り民主党の小沢幹事長や鳩山内閣に対する厳しい批判の声が溢れている。
 日々のニュースには次から次へと民主党議員の不祥事や不正献金問題が登場しているので7月の参院選には国民の怒りが爆発するであろう、とぼくは見ている。
 だから「国民は賢明なる選択をするであろうし、民主党の厚顔の鼻を折るであろう」と書いた。
 「厚顔」は国語辞書の大辞泉によると「面の皮の厚いこと。恥知らずで、ずうずうしいこと、鉄皮面」と説明している。発音は同じでも紅顔は美少年を想像するが、厚顔は小沢イメージと重なる。
 恥知らずで、ずうずうしいのは世間にいくらもいるが、民主党の厚顔は、日本の政治のモラルや国の存立、国民の幸せに関係するから放っておくわけにはゆかぬ。
 なぜ、放っておけぬかというと、小沢一郎という独裁権力が民主党を支配し、実質的に鳩山政権を動かし、国の政治を左右するからである。
 小沢、鳩山の関係を風刺して「小鳩政権」とあだ名がつけられたが、小鳩のかわいいイメージとは逆に鷹、鷲のような怖いイメージに民主党内がひれ伏しているのは滑稽というよりおぞましく、寒気を覚える。
 民主党の議員はわりかし若手が多く、活発に発言する体質と見られていたのに、いざ政権与党となるや、小沢の号令一本で金縛りとなった感がある。
 鳩山政治は小沢のあやつり人形であり、親分の小沢は眼中人無しの横暴と独善をほしいままにしている。
 「カネと政治」、「不透明な政治資金」、「国民の税金と土地購入」、「日教組からの不法献金」。汲めども汲めども尽きることのない疑惑に対して「知らなかった」でごまかそうとし、元秘書や秘書が逮捕されても責任をとるでなし、ふざけるにもいい加減にさらせ、と国民が怒るのは当たり前で、小鳩の支持率急降下は天の警鐘である。
 民主党の支配者や民主党の議員は大きな錯覚をしているように見える。それは昨年の総選挙で圧勝した原因をマニフェストによる政策によるものと合点している点である。
 国民が圧倒的に民主党を支持したのは、その政策に惚れこんだのではなく、これまでの自民党政治に愛想をつかしたからである。
 失敗したり、行き詰まったり、不信をかって、政権を投げ出しても、ガン首を変えただけで、同じ自民党政治が続いてゆく。その繰り返しばかりで、少しもいい方向へ前進しない。堪忍ぶくろの緒が切れたという感じで、自民離れが反動的に民主党へ入れたのである。その多くは無党派層である。
 いま、日本の将来を左右する点で国民から案ぜられている問題は「夫婦別姓」と「永住外国人への参政権付与」、「外国人高校生へ教育費無償」、「社会主義的なバラマキ政策」、「天皇の政治利用」であろう。
 これらはそれぞれについて詳しく論じたいが、総括すれば日本の独立を危うくし、日本を共産国家の方向へ回転してゆく危険である。【押谷盛利】

2010年03月26日 14:52 |


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