金美齢さんの少子高齢化論(見聞録)
新しい長浜市の誕生を祝って、17日に行われた記念式典では、評論家・金美齢さんの講演があった。
テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」などの出演で知られ、昨年、台湾国籍から日本人に帰化した。
その金さんが講演で、少子高齢化の問題点を指摘していたので、以下、紹介したい。
金さんは「素敵な人と結婚し、子どもを産む。子どもが所帯を持ち、孫を産む。そして真面目に仕事をする」という、祖先から延々と続いてきたサイクルが、今の日本で壊れつつあり、ともすれば結婚や出産を面倒と考える風潮を問題視。「社会や大人が悪い手本を見せているから。大人の責任です」と訴えた。
そのうえで、「1人で生きるよりも(結婚して)2人。2人よりも(子どもをつくって)4人。4人よりも(孫に囲まれて)10人が良い」と話し、地域全体が非婚化や少子化を、「問題」として認識する必要があると説いた。
また、高齢化について「先進国すべてが抱える問題」としながらも、自身75歳を迎える金さんは「働くことが元気に生きることにつながる」「高齢者というだけで使い物にならない、という考え方はだめ」と述べ、高齢者が活躍できる環境づくりが必要だと述べた。
◇地域、そして国家の活力を奪う少子化。その要因は「個人」を優先する風潮ではないかと小生は考える。結婚や出産よりも自身の時間やお金の自由を優先し、条件に見合う相手がいなければ、結婚はしないとの風潮が…。
一方、高齢化は必然的現象だが、いかにして健康で長生きするのか。その基本は「家でゴロゴロ」せず、地域活動やボランティアに参加して絆をつくり、「生きがい」を見つけることではないだろうか。
◇結婚し、子どもをつくり、真面目に働く。そして地域活動やボランティアに汗を流す―。その当り前を、金さんも説いている。
2010年01月19日 16:37 | パーマリンク
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