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お屠蘇とお雑煮(見聞録)

 小生の元旦の朝の楽しみ方は、お屠蘇をちびちび頂きながら新聞に目を通すこと。薬味とミリンの甘さが心地良い。
 お屠蘇は、約1700年前の中国、ちょうど「三国志」の時代、名医・華佗が1年の厄除けと健康のために、山椒や桔梗など数十種類の薬草を調合して酒に浸して飲んだのが始まりと言われている。要は薬草酒だ。その名前は、邪気を屠り、魂を蘇らせることに由来する。
 大晦日の夜に日本酒とミリンを調合し「屠蘇散」を浸して作るのだが、屠蘇散がスーパーに見当たらず、結局、酒屋で試供品の屠蘇散を頂いた。
 ここ湖北地域では、正月に飲む祝い酒を「御屠蘇」と称し、屠蘇散を用いた薬草酒を作って飲む習慣は少なそうだ。
◇正月に欠かせないお雑煮は、それぞれの家庭に伝来のレシピがある。
 小生の家庭に伝わるのは、焼いたブリをほぐして、焼いた餅、サトイモと一緒に器に入れ、上から澄まし汁を掛けて、最後に三つ葉をのせる。
 滋賀夕刊の社員に、お雑煮のレシピを聞いたところ、まず、澄まし汁派と味噌汁派に分けられ、餅以外の具もばらばらだった。
 ハマグリ、焼き豆腐、カシワ、カマボコ、セリを入れ、鰹節をかぶせる賑やかなお雑煮もあれば、▽サトイモと大根▽豆腐と鰹節▽カブラのみ▽白菜のみ▽ゴボウのみ―というように肉や魚を入れなかったり、餅だけのシンプルなお雑煮も。
 餅は、長方形の切り餅と丸餅に分けられ、それも焼いたり、煮たり、と計4通り。
 いずれも家々の伝統のレシピを引き継ぎ、その種類の豊富さが楽しい。

2010年01月05日 14:29 |


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