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ここ4年の4人の総理

 小泉さんの郵政解散で自民党が大勝したのは4年前の05年9月1日。衆議院の任期は9月で切れるから、もう解散・総選挙は秒読みの段階である。
 この4年間を振り返ると大勝した小泉さんは翌年(06年)の9月、任期満了で惜しまれつつ総裁を辞めた。同時にいさぎよく総理も辞めた。
 小泉さんの後は安倍さん、3番目が福田さん、そして4番目が現在の麻生さん。小泉さんの後は力不足なのか、1年か1年足らずの短期内閣である。
 麻生さんは解散の時期を失して風圧が日増しに強くなったが、政界は一寸先は闇だから、この先、何が起きるやら、蓋を開けるまで分からない。
◇文芸春秋6月号が、この4年間、総理の座についた4人の「通信簿」なる記事を載せているが面白いので紹介する。
 採点するのは、東大教授・御厨貴、慶應大教授・前鳥取県知事・片山善博、時事通信・解説委員長・田崎史郎の3氏。
 以下は4人の採点。
 御厨=4年間で4人もいるということ自体、及第点はあげられぬから基本的にはみんな不可。小泉さんは勝利をもたらしたことを評価して50点。安倍さんは官僚制度と戦おうとしたが失敗して35点。福田さんは何もしなかったけど1年間持ちこたえただけで40点。麻生さんは最初に解散をしなかった点、補正好きという点もマイナスになって30点。
 田崎=小泉さんは最後の1年間は何もしなかったので10点。安倍さんは年金問題と辞め方が問われて20点。福田さんは中継ぎとしてそこそこがんばったから35点。麻生さんは未曾有の経済危機の下での舵取りはまあまあで40点。
 片山=小泉さんの最後の1年間は40点。なまじそれまでいい成績をあげていたのだから慢心して勉強しなくなった生徒の通信簿。安倍さんも40点。意欲と意気込みは旺盛だったが、勉強不足と体力と気力が足りない。福田さんは30点。自分が何のために勉強しているのか、よく分かっていなかった生徒。麻生さんは25点。もともと勉強する気がない生徒。明るいお調子者で、努力もせずに世間をすうすう渡ろうとする。
 さて、読者の皆さんなら4人にどんな通信簿の採点をするだろうか。【押谷盛利】

2009年06月17日 15:55 |


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