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上司にしたい武将は?(見聞録)


 転職情報を掲載するインターネット・サイト「リクナビNEXT」(リクルート社が運営)が先日、「上司にしたい戦国武将ランキング」なるものを発表した。ネットユーザーが、理想の上司を戦国武将から選んだ。
 最も支持を集めたのは織田信長。「秀吉を見い出し、重用した眼力の鋭さに信長という人間のすごさを感じる」「圧倒的不利な軍勢の中、部下をうまく鼓舞し戦いに勝利した点(桶狭間の戦)や、楽市・楽座など大胆かつ理にかなった改革を実行し国力をアップさせたところに惹かれる」などの意見が寄せられた。
 そのカリスマ性に加え、34歳で「天下布武」を公言し、南蛮文化や鉄砲による戦闘で戦国時代の覇者となった信長。新しい技術を取り入れて目標に突き進むその姿勢が、今の社会人の理想の上司像に映ったようだ。
◇次点以下を紹介すると、②徳川家康③上杉謙信④豊臣秀吉⑤武田信玄⑥真田幸村⑦直江兼継⑧伊達政宗⑨前田利家⑩明智光秀。
 家康は「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の精神で、不遇の人質生活を辛抱強く耐え、最終的に天下を握った。どんな苦境に立たされても動じないその姿勢が、不況下の今、求められている。
 謙信は「敵に塩を送る」エピソードで知られるように、「利」より「義」を重んじた。私利私欲に溺れる現代社会の経営者にその爪の垢を煎じて飲ませたいところ。
 秀吉は部下を褒めて伸ばし、「人たらしの天才」と呼ばれた。「殺してしまえ…」の上司・信長を反面教師とし、「鳴かせてみよう…」の精神で、敵を味方に変えた。その人身掌握術はビジネスにも不可欠。
◇サブプライムローン問題に端を発した経済危機により、雇用環境が悪化し続けている今の世は、労働者や求職者にとって戦国時代。
 信長、家康、謙信、秀吉のようなカリスマ性や忍耐、才能、人情を備えた経営者や上司の元で戦いたいとの願いは今も昔も変わらない。

2009年03月31日 15:37 |


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