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事故の時こそ、思いやり(見聞録)

 長浜警察署が先日発表した平成20年の交通事故統計によると、長浜市と東浅井郡の事故件数は合わせて3730件。1日あたり平均10件余り。交差点など出合頭の事故が全体の4分の1を占めている。
 ドライバーは常に、交通事故の危険と隣り合わせ、との気持ちで、ハンドルを握る必要がありそうだ。
◇28日、市内の男性から電話を頂いた。交差点で交通事故に遭ったという。
 男性は交通ルールを守って車を運転していたところ、一方通行の道路を逆走して交差点に進入してきた無謀運転の車に追突された。そのうえ、「車に傷をつけやがって。どうしてくれるんや」などと、一方的に怒鳴り散らされたという。
 男性は、萎縮して反論できなかったようだが、あまりの横暴な態度に「非常識なドライバーだ」と怒り心頭。
 事故を起こした際には、相手に怪我が無いかを確認し合うのが、ドライバーのマナーで、一方的に相手が悪いと罵るのは、自己の心の狭隘さをさらけ出しているようなものだ、と指摘していた。
◇小生も数年前、彦根市内で交通事故に遭った。見通しの悪い交差点で、赤色の点滅信号の通りから突っ込んできた車が、小生の車体にのめり込んだ。
 幸い、怪我はなかったが、車を運転していた男性が、ものすごい剣幕で怒鳴り込んできて、あっけにとられたのを覚えている。
 後に現場に来た警察官から「赤点滅は一旦停止が必要ですよ」と諭されたようで、男性は翌日、菓子折りを持って詫びに来た。
◇交通事故を起こしたとき、負傷者がいる場合は真っ先に救護が必要だし、人身、物損に関わらず、警察に報告する義務がある。
 事故の瞬間は、気が動転したり、頭が真っ白になったり、自己防衛意識が働いて一方的に相手が悪いと責め立てることがあるようだ。だが、そういう時こそ、心の平静を保ちたいし、相手を思いやる余裕を持ちたいものだ。

2009年01月30日 16:33 |


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