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面白い!bjリーグ(見聞録)

 滋賀県内に誕生したプロバスケットボールチーム「滋賀レイクスターズ」の試合が先週末の13、14日、米原市の県立文産会館で開かれた。
 初めての試合の取材で驚かされたのは、そのエンターテイメント性。「見せる」ではなく「魅せる」工夫が盛りだくさんだった。
 会場では常に音楽が流され、DJのマイクパフォーマンスが響く。観客は目まぐるしく変わる攻撃や守備に「ゴーゴー、レイクス」「ディーフェンス」と声を合わせる。敵チームのフリースローの際には、チアリーダーが足を踏み鳴らしてブーイングを送り、観客も一緒になる。
 ゲームの合い間には、チアリーダーのダンス、ロックバンドのライブ、小学生を交えた余興などがあり、観客を楽しませる演出に余念がない。
 最初、腰を下ろして遠慮がちに応援していた観客も、終盤になると、大声を張り上げ、レイクスターズの選手がシュートを決めると、飛び上がって喜ぶなど、ずいぶん盛り上がっていた。
◇ゴール下でカメラを構えていた小欄も、試合の迫力に加え、そのエンターテイメント性にすっかり魅了され、レイクスターズが滋賀初のプロスポーツチームとして根付く潜在性を感じた。
 気がかりなのは観客の少なさ。初日は742人で、客席の7割程しか埋まらなかった。平均して2000人程の入場がある湖南地域に比べ、明らかにファンの開拓が遅れているようだ。
◇bjリーグは、日本初のプロバスケットリーグとして2005年に開幕し、地域密着型のスポーツ・エンターテイメントを目指している。
 しかし、野球やサッカーなどと比べると、バスケットを観戦するというスポーツ文化は、日本に根付いているとは言い難い。
 また、滋賀県民にとっては、突然、出現したレイクスターズに、「ホームタウン」意識を醸成するのは簡単ではないだろう。特に湖北地域の住民にとっては、年に数回の地元ゲームでは、恒常的にホーム意識を持つことは難しいかもしれない。そう思っていた。
 しかし、先日の試合で、バスケットのルールを知らなくても、その魅力を体感できることを知った。
 ファンが拡大しないとすれば、きっとbjリーグの面白さを知らないだけ。ならば、チームはそれを知ってもらう努力をしなければならない。
◇bjリーグのチームの大半は、仙台や富山、新潟、高松、大分、沖縄などの地方都市を拠点にしている。滋賀も負けてはいられない。来年3月には再び文産会館で試合がある。客席をチームカラーの青で埋めたいものだ。
 なお、レイクスターズは学校に選手を派遣して一緒にスポーツを楽しむ「バスケ・クリニック」を開催している。湖南地域では毎週のように開かれているが、湖北地域からの依頼は少ない。せっかくの滋賀初のプロスポーツチーム、その魅力を子ども達に触れさせたいものだ。問い合わせはレイクスターズTEL077(527)6419へ。

2008年12月16日 15:48 |


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