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身なりとあいさつ(見聞録)

 神奈川県の高校の入学試験で服装や態度に問題がある受験生を、不合格にしたことで、校長が更迭処分を受けたが、教育委員会や高校には校長の判断を支持する多数の電話やメールが寄せられている。生徒の間でも更迭撤回の署名を集める動きが出ているという。
 テストの点数に加え服装や態度をチェックするのは今後の学校生活の中で、その生徒を指導できるかどうかを判断する材料にもなるし、校長の判断は妥当だろう。強いて言えば、試験会場で監督の教師が受験生を注意しても良かったのではないだろうか。その場で改善できなかった場合、不合格を判断するということで。
 受験生も受験生で、入試の際には身なりや態度に気を遣うべきだった。テストの点数さえ基準を超せば、何でもまかり通るという考えだったのか。
 受験生が不合格になったのは家庭や中学校の責任も少なくない。
◇「人を外見で判断するな」と言うが、それは人が反射的に対象者を外見で判断してしまうからだ。
 外見というのは真っ先に相手の目に入るから、清潔で小奇麗な身だしなみは相手に安心感を与える。安心感は信頼に直結する。
 最近の若者のファッションには崩した着こなしや、「ビンテージ」と呼ばれる中古加工の服装が、オシャレな場合もあるが、それはあくまでカジュアルな場でのこと。
 日ごろから清潔感のある身だしなみを心掛けるのは、学生はともかく、社会人には不可欠。
◇身だしなみと同じように相手の第一印象を左右するものにあいさつがある。
 小欄は、配達員宅に新聞を届けるため、連日、刷りあがった新聞を車に載せて、三田―相撲庭―佐野―北池―浅井高原―南郷―北ノ郷―東野―郷野―野瀬―高畑―八島―内保を巡る。
 ちょうど小学校の下校時間にあたり、道中、多くの小学生に出会い、いつも元気なあいさつをもらう。家庭や学校、地域での教育がゆき届いているのだろう。
 こちらも嬉しくなり、思わず大きな声であいさつを返す。
 あいさつは、その場の雰囲気を一瞬にして、明るく、安心できるものに変えてくれる不思議がある。初対面の第一印象には欠かせず、身だしなみと同等の効果を持つのではないか。
 日ごろの身だしなみ、あいさつを改めて考えたい。

2008年11月04日 16:47 |


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