伊吹山と長浜港の騒音(見聞録)
今週の火曜、伊吹山に登った。長浜に移り住んでから年に2、3回は登るように心がけている。というのは、麓から山頂までの登山時間を測って、自身の体力のバロメーターとしているのだ。
30代になってからは、徐々にペースが衰え、伊吹山を訪れる度に運動不足を実感している。
山を訪れる客層は様々で、トレッキング気分で楽しく登っている夫婦や家族、友人グループ、黙々と登る孤高の男性、高山植物にシャッターを切る写真愛好家、パラグライダーで絶景を楽しむスポーツマンなど。山頂ではドライブウェイを通ってきたカップルが仲良くソフトクリーム食べていた。
◇街中の喧騒から離れて、鳥の声や風の音を聞き、木々や草花を楽しみながら、山道を歩くと、何かしら、解放感を満たしてくれる。
ただ、今回の登山で一つ残念なことがあった。というのは、3合目で音楽が大音量で流され、それがこだまして喧しかったこと。ラジオか有線かは不明だが、DJ入りでポップミュージックなんかを流していたが、どうも違和感を覚えた。
冬のスキー場でこの手の音楽を流すのは分かるが、登山客メインのこのシーズンに…。ゴールデンウイーク期間中ということもあり、若者を意識したのだろうか。
いずれにせよ、喧騒から離れて自然の中に身を投げ出した解放感を、一気にトーンダウンさせた。
◇自然に不釣合いなのは、水上バイクの騒音もそう。琵琶湖の沿岸では毎夏のように水上バイクのマナーや騒音が問題となっているが、水上バイクの利用客で賑わう長浜港の管理体制が5月から大幅に変更された。
水上バイクやプレジャーボートの愛好家が自由に使っていたスロープの利用を有料化し、利用者の登録、料金徴収を行う。当面は週末や祝日に、夏場は毎日、管理人を置く。
ボートや水上バイクの暴走行為、ゴミの散乱、焚き火、花火、バーベキュー、湖上給油など、マナーの悪さが問題化していたことから、県が「長浜ルール」を設けて、適正管理に乗り出すわけだ。
◇長浜港はリニューアルされたばかりで、スロープ付きの駐車場の整備と並行して、芝生の広場とベンチを設け、以前のような殺風景ではなくなった。
気がかりなのは、快適な環境が整ったことで、水上バイクが大挙してやってくることだ。
琵琶湖の沿岸では水上バイクの騒音や運転マナーの悪さから、禁止エリアが設けられ、愛好者の肩身が狭くなっている。そんな中で、快適な港が現れ、スロープ利用料(1350円)などを払えば、自由に使えるのだから、夏場に水上バイク愛好者が続々と長浜を目指す可能性がある。
特に心配なのは騒音。水上バイクの拠点となれば、静かな湖面が奪われるのは明白。
県民の税金で整備しながら、県民を悩ます結果とならないよう、管理の徹底に期待したい。
2008年05月02日 13:19 | パーマリンク
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