時評にプラスα(見聞録)
今年は4年に1度の統一地方選。滋賀で注目されるのは県議選。武村―稲葉―国松の流れにクサビを打った嘉田由紀子県政の誕生により、新幹線の栗東新駅設置を推進する自民、公明が守勢に立たされ、嘉田支持派の民主、共産、社民、そして昨年の県知事選で活躍した市民派の躍進が話題となりそう。県政への新しい風が、波乱を含みつつ県議会にどう変化を生むのだろうか。
◇滋賀夕刊新聞社、滋賀彦根新聞社で記事を書いて今年で9年目を迎えた。「そろそろ定期的にコラムでも書いてはどうか」。新春早々、社長の一言で、滋賀夕刊の創刊以来、続いてきた「時評」欄を間借りすることになった。
当面は、毎週金曜日に掲載の予定。50年近くこの場所にあり続け、森羅万象を取り上げてきた「時評」と比べられるとお手上げなのだが、「時評」とは違った視線で長浜、湖北、そして世の中を見つめ、読者の皆さんに話題提供ができれば、と、一歩を踏み出してみたい。
タイトルの「見聞録」そのままに、見て聞いたものを書き綴りたい。加えるなら、「世界の記述」を残したヴェネツィア商人のように、冒険心を持って何事にも興味深く接したいとの気持ちも含んでいる。彼は中世ヨーロッパにおけるアジア観を一変させ、その後訪れる大航海時代に大きな影響を与えた。小欄も「一変させる」とは言わないが、「時評」が主役の滋賀夕刊に新鮮な変化をプラスできれば、と思う。
◇豊中で生まれ、栗東で育ち、大学生活を神戸で送った後、滋賀夕刊の見習い記者として長浜に住み付いたのも何かの宿命か。1年目は、雨と雪の多さにうんざりもしたが、それらが創り出す豊な自然が大好きだ。秀吉以来続く長浜の伝統文化にも圧倒された。そして、人に会い、自然に触れ、社会の仕組みを学んだ。すべてに新鮮味を感じ、その中で仕事をさせて頂いた。今後、週に1回執筆する小欄に、その感謝の思いを注ぎたい。
なお、コラム執筆に並行して、滋賀夕刊のホームページ(http://www.shigayukan.com)を開設することとなった。滋賀夕刊に掲載した「時評」や記事に加え、四季を伝える写真やイベントの案内を紹介し、湖北地域を遠く離れ、故郷を偲ぶ方々にも、明るい長浜の話題を伝えられれば、と思う。
2007年01月12日 11:20 | パーマリンク
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