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オコナイとミニスカート(浅井よもやま)

 湖北の各地では今、年頭行事「オコナイ」が盛んに行われている。集落の安全や五穀豊穣を祈願する祭事で、近畿や北陸など西日本を中心に行われており、特に湖北地方は盛んだ。
 オコナイのルーツは平安時代、京都で疫病が大流行し多くの死者が発生。鬼門から吹く冷たい風がもたらすものだとされ、疫病が消えるようにと鬼門にあたる湖北で行われるようになった、と言われる。
 オコナイは地域によってさまざまな形態があり、同じ集落でも「小組」などにより、スタイルが若干異なる。お鏡さん(餅)を小組や親戚でつく所もあれば、餅屋に依頼する所もある。
 また、祭事に参加する人の服装もさまざまで、しきたりを重んじ「和装」で統一する地域もあれば、「和・洋問わず」「スーツでも構わない」と改善が進んでいる地域もある。
 参列の服装については字(あざ)の総会などで話し合うが、出席している若者の本心は「簡素化」「簡略化」。だが「言い出しっぺ」は年長者から苦言を呈されるため、発言を控える。
 オコナイは湖北になくてならない祭事だが、近年の社会情勢に沿った方法で簡略化していくのも、伝統を継承してゆく上で大切。勤め人は祭事のため、数日間、会社を休むのは困難である。オコナイで有名な川道は平日の人出確保が困難なため、本日(ほんび)を2月最後の土日に変更した。これはサラリーマンにとってありがたいことだ。
 しきたりの伝承、改革もいいが、忘れてほしくないのは「神事」本来のあり方。「服装はこれ」「なおらいは酒?升」「料理は???円」とか、定めるのも良いが、氏子の無事を祈り、滞り無く祭事を執り行うことが肝心。
◇服装といえば、最近、高校生の服装が乱れている。ある新聞によると滋賀県の女子高生のスカートの短さは全国でも数本の指に入り、盗撮マニアが琵琶湖環状線に殺到。昨年、検挙者は過去最高に上った、という。
 氷雨が降る朝、自転車で登校する女子高生の足をみると、真っ赤に腫れあがり、冷たさを通り越し「痛そう」だ。スカートの下にジャージや見えパン(見えても良い厚目のパンツ)を履いている子もいるが、そこまで我慢して短いスカートを履きたいのだろうか?
 このほか、女子高生だけでなく男子高校生や小中学生にも見受けられるが、長靴を履かない子が目立つ。どんなに雪が積もっていてもスニーカーで学校に行くから、靴下はドボドボ。凍傷や水虫にもなりかねない。傘もそう。雨ガッパは「蒸れる」「格好悪いから」と傘さし運転で登校するが、強風にあおられ、傘はクシャクシャ。風邪を引きかねない。
 親や先生がいくら注意してもダメ。寒けりゃ1枚多めにし、暑ければ脱げば良いだけのこと。オコナイと短スカートを同じ見方で捉えるのは不謹慎かもしれないが、見栄えをとるか、中身をとるかは当人次第。
◇プロ野球、読売ジャイアンツは今年、厳しい「ドレスコード(服装指定)」を設けた。オリックスに移籍した清原の影響を受け、選手がピアスやサンダル、破れたジーンズなど最新ファッションをするようになったためだ。球団訓は「巨人は常に紳士たれ」。服装の乱れを直して5年ぶりのV奪回を目指すそうだが、それより先に選手が大リーガーを真似て着用している、だらしない「ロンパン(裾が長いパンタロン状のユニフォーム)」を元に戻すことが先決だと、思う。

2007年01月28日 13:41 |


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過去の時評


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     ガラスのお雛様展(~3月4日)
  • 2月 10日(土)  【大通寺】
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